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その3 2013年 奇形奇岩の妙義山系に挑戦 ‐登山道の寸断で断念‐ 2013年9月11日 3E 梅内功 毎年のゴルフコンペを行っている東軽井沢のふもと裏妙義山系に挑戦しました。 裏妙義特有の奇岩で「知る人ぞ知る」で有名な「丁須の頭」。標高1100M程度で、普通の山で あればなんてことがない高さ。登山地図を見ると主に3ルートがあり、横川駅を下車して、国道 を15分ほど歩いての登山口ルート「鍵沢コース」「御岳コース」と横川駅より車で15分ほど行 って「国民宿舎裏妙義」側から入る「龍沢コース」がある。 いずれも岩場、鎖がありの難コースとある。地図をみて「死亡事故があり要注意」と記載がある 「御岳コース」「龍沢コース」を避けて「鍵沢コース」を行くことにして、9月9日(月)朝5時36分 の始発電車で出発。山の紹介と散々な状況を報告します。 9月9日(月)5時36分始発電車で自宅を出る。 大宮、高崎経由横川駅8時着。 極地的な夕立など連日雨が続くなか、あすは晴れという天気予報で急きょ行く事 に決めて出発。山の紹介記事にあるような写真を撮ろうと期待しての出発。 こんな写真を期待しての出発 (山の紹介記事) 台座から鎖で7,8mを垂直に登って頂上と言う 8:00 横川駅着。身支度を整えて「鍵沢コース」登山口へ向かう。 8:30 登山口の到着。入山カードを記入して登り始める。2時間半で山頂の予定。 歩き始めて10分ほどで、連日の雨の影響と思われる土砂流出で、登山道が寸断されて いる。登山道に大きな穴が開いていて、木の根を伝って渡ったが、次は登山道の土が流 れ落ちて垂直な岩がふさいでいる。ルートを示すロープは残っているものの登れない。 あきらめて引き返すことにした。 9:00 隣の登山口「御岳コース」を試みることにして入山開始。 10分ほどは観光ルートを兼ねた滝を見る散策コースとなっている。危険ルートというがこ こは、普通と思いながら歩く。「麻苧ノ滝(あさおのたき)」を見て、そこからほんとのルート に入ると思うところで、戸惑う。 滝の横を登るルートで、水の流れでぬれた岩を伝い、鎖につかまりの登りが待っていた。 鎖が多いと書いてあるので、皮手袋を準備したが鎖はぬれているので、これでは皮手袋 も用をなさない。さらに一人なので、何かあっては大変。ということで、あきらめる。 「丁須の頭」方向(中央) 峠の湯前より 「丁須の頭」(左) 峠の湯前より望遠で 「丁須の頭 」(電車中より) あきらめたのはいいが、時間はまだ早いので市営温泉「峠の湯」で風呂にと思い、国道を歩き始 めたとき手足を見ると、血が出ている。よく見ると「ひる」が付いていて、血を吸われていた。 2匹付いていたので取り払い、よく見ると6か所ほどから血が出ている。靴下の上から中に入り 血を吸っていた。山で育った小学生の頃以来の「ひる」との出会い。 そして「峠の湯」へと向かう。10時過ぎに到着するが、入口に「火災発生のため当分営業停止」 の看板。先般7月31日午前2時頃火が出て一部損傷で温泉の営業は停止。但しコテージは 平常営業。 毎年恒例の5月ゴルフの時に宿泊する「くつろぎの郷」コテージの名前「谷急」「龍駒」「八風」・・・ は横川近辺の山の名前をつけている。 来年のゴルフでは、「峠の湯」の温泉利用はたぶん不可。しかし宿泊のコテージ営業継続は 是非お願いしたい。 峠の湯 (中央が火災発生棟) 火災発生棟 (玄関上部広間部) 以上 散々な挑戦でした。 |
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