平成19年度旭川高専卒業式、修了式
平成20年3月14日母校の卒業式、専攻科修了式が挙行されました。
今年の卒業生は、機械工学科44名、電気情報工学科35名、制御情報工学科37名、
物質化学工学科29名の本科145名、生産システム工学10名、応用化学6名の専攻科16名の
計161名が、卒業及び修了しました。
 今年で退官する前校長は、お互いの友情を深めるには、自分自身が自信を持つことで、
他人に寛容になる事ができ思いやりを持つことが出来ると訓示し、6年前に高専の校長として
赴任してから、今年の卒業生と共に学び、独立行政法人化した学校運営に当った事を回顧し
旭川高専の発展と、卒業生の輝かしい未来を祈念する旨の告辞を述べられました。
 来賓として祝辞を述べた中尾同窓会長は、高専創設当時の思い出話や、当時の世相、社会
現象を紹介し、人は専門分野で100%の知識や技能を身につけたとしても、人間としては40%
でしかない、味のある人間となる為には、人との付き合いや、社会に対する貢献も無くては
ならないと諭し、物の考え方が+の方向に無ければ、ならないと話しお釈迦様が台座に
している蓮の葉は美しい花を咲かせるが、その場所は汚い池である、卒業生が巣立つ社会と
同じで、卒業生もその荒波を乗り越えて美しい花を咲かせて欲しいと締め、父兄から大きな
拍手を受けました。
 校長、同窓会長とも、卒業生を見つめながら自らの過去を重ね、万感の思いが有ったのか
思わず涙ぐむ場面も有ったお話でした。
 また、今年の本科卒業生の代表は、初めてと記憶しますが電気の留学生であるアギル君が
英語交じりで、学生生活の思い出と、先生等への感謝の思いを答辞に込めました。
    前 秋山 片山 長岡 石井 津田 佐藤
校長 副校長 教務主事 学生主事 寮務主事 専攻科長 事務部長
前列のみ
(氏名のみは名誉教授) 山本 佐藤 後列
宮島 本間 杵築 諏訪 後援会役員 中尾会長 前列
前列 学生会役員
校長告辞 卒業証書授与(代表者)
同窓会長祝辞 学生会長 送辞
本科卒業生答辞 アギル君
専攻科代表
答辞
卒業生退場 上 機械担任 10M立田教授
入会費徴収も今年で終わりです。
中尾会長 10M古村 15E 杉田 2M 松浦 7C 金井